占星術について

占星術とは?

古代人は天空を見上げ、星の動きには一定のサイクルがあると気付きました。そして、そのサイクルは地上のあらゆる事象と連動しており、解析することで未来を予測できると考えました。これが占星術の始まりです。

「占星術(せんせいじゅつ)」は星(天体)の位置と動きから運命を読み解く占いの総称で、「占星学(せんせいがく)」または簡単に「星占い(ほしうらない)」とも呼ばれます。

紀元前1000年紀頃の古代バビロニア(中東:現在のイラク)が占星術の発祥と言われており、ここからヨーロッパ・インド・中国へと広まり、それぞれの占いスタイルが確立されていきました。占星術の種類は発達した地域により、主に「西洋占星術」「インド占星術」「中国占星術」に大別されますが、一般に「占星術」と言った場合には「西洋占星術」を指すことが多いでしょう。

占星術は天文学+統計学

古代人は未来を占うために天体観測を始めました。「天文学」と占星術はこの時点で一体のものとして発展し、細密な星の運行と、その時々の事象が記録されるようになりました。

このデータを解析し、同一の星の位置における同一の事象の発生を調べ、宇宙を統べる法則を読み解こうとする作業は「統計学」です。

天文学+統計学に基く観測と解析の試行錯誤を繰り返し、長い時を経る内に、やがて太陽の運行域を分割した黄道12宮(西洋占星術)や月の運行域を分割した27宿(インド占星術)、28宿(中国占星術)が生まれ、占いとしての形態が確立されていきました。

時代の変遷に伴い、一体だった天文学と占星学は分離され、天文学は学術分野に残り、占星学は迷信として学問からは排除され、娯楽として現代に息づいています。

占星術は当たるのか?心理学的な思い込みか?

さて、本当のところ、占星術は当たるのでしょうか?

或いは、よく言われるように、「この占星術は当たってる!」「私の場合は当たった!」とする肯定派のほとんどは占星術師が提示する曖昧な解答に自分を当てはめているだけで、言わば心理学的な思い込みに過ぎないのでしょうか?

「山羊座と牡牛座の相性は抜群だけど、相手からのサインを見逃すと恋愛関係に発展しないかも。」と言われれば、「そういえば見逃したかも…」と思っちゃうかもしれません。

確かに、相手の心理を見抜くことに長けた占星術師のテクニックに惑わされている場合もあるでしょう。また、同じ生年月日の人間が全員同じ運命をたどるはずもないわけで、占いはナンセンスという指摘もうなずけないことはありません。

しかし、古代の花形分野「占星学」には当時の極めて優秀な頭脳が集ったはずで、彼らが構築した占星術の体系を似非科学(えせかがく)と切り捨てるのも賢明とは言えないでしょう。

例えば、西洋占星術のホロスコープで生まれ時間から割り出すアセンダント・サインは顔形に影響すると言われています。
手に入る限りのホロスコープでアセンダント・サインを調べてみましたが、同じアセンダント・サインの人達には骨格(美醜や肉付きは関係なし)にある種の類似性が見られると思いました。もちろん、これは私見に過ぎませんし、何の証明にもなりませんが。

いずれにしても、人は自分の運勢を知りたいと思い、起こり得る未来を覗きたいと考えます。どんな恋愛をし、どんな仕事に就き、どんな家庭を持ち、どんな風に終わりを迎えるのか・・・。
当たる当たらないはさておき、多くの人間がそれを望む限り、占星術が廃れることはないでしょう。


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